■タ行■

読み方
関連用語
意味
だいいっしゅ・だいにしゅじゅうきょちいき
>>>用途地域
>>>用途地域
だいいっしゅ・だいにしゅちゅうこうそうじゅうきょせんようちいき
>>>用途地域
>>>用途地域
だいいっしゅ・だいにしゅていそうじゅうきょせんようちいき
>>>用途地域
>>>用途地域
たいかこうぞう
>>>準耐火構造
建築基準法で定められた耐火性能を備えた構造のこと。鉄筋コンクリート造、レンガ造などが相当する。>>>準耐火構造
だいこくばしら
>>>通し柱
わが国の伝統的な木造建築物で、最も重要な役割を担う通し柱のこと。家の中央にあり、最初に立てる。一般的にその建築物の中で、もっとも断面が大きい柱。>>>通し柱
たいしんこうぞう
地震で生じる揺れに耐えるように設計された構造のこと。
たいしんらっち
地震の際、扉が開いて中の物が飛び出さないように工夫された掛け金のこと。キッチンの吊り戸棚などに付けられる。
たいめんしききっちん
>>>カウンターキッチン
>>>カウンターキッチン
だいり
>>>取引態様
>>>取引態様
だいりじゅり
ローンの申込人に代わって、売主等が金融機関から直接、融資金を受け取ること。住宅ローンでは、事前に抵当権の登記が必要となるため、売主が代金の清算を確実なものにするために、この方法をとる。
建築物に対して地震による水平方向の力や重み、風圧力がかかった場合に建築物を支えるように設計された壁のこと。耐力壁は住宅のリフォーム時でも撤去できない。
たうんはうす
>>>テラスハウス
低層の連棟式住宅で、敷地は各住戸の専有面積の割合による共有となっているもの。>>>テラスハウス
だうんらいと
天井に埋め込んだ小型照明のこと。比較的小さな光源で、直接、下方を照らす。玄関や廊下の天井に使ったり、リビングを効果的に演出する補助照明として使われる。
たかさせいげん
建築基準法で、ある地区や地域の建築物の高さの最高限度を定めること。「絶対的高さ制限」「斜線制限」「日影による中高層建築物の高さ制限」等がある。
>>>窓
>>>窓
たきのうしゃわー
打たせ湯や霧状、湯水の流れるパターンを変えるなど、さまざまな機能を備えたシャワーのこと。
たくちたてものとりひきぎょう
>>>建設大臣免許、 都道府県知事免許
宅地または建物の@売買・交換A売買・交換・貸借の代理B売買・交換・貸借の媒介を、業として行うこと。宅地建物取引業の免許を受けて営む者を「宅地建物取引業者」、略して「宅建業者」という。宅建業者には建設大臣の免許を受けた者と都道府県知事の免許を受けた者がいる。>>>建設大臣免許、 都道府県知事免許
たくちたてものとりひきしゅにんしゃ
>>>重要事項説明
宅地建物取引主任者証の交付を受けた者のこと。都道府県知事の行う宅地建物取引主任者資格試験に合格し、都道府県知事の登録を受けたうえで、宅地建物取引主任者証を交付してもらう。宅地建物取引主任者は不動産取引の際に、宅地建物取引主任者証を提示して、取引の当事者に重要事項を説明し、重要事項説明書の内容確認、記名・押印を行う。>>>重要事項説明
だくと
冷暖房した空気や、換気した空気を送る管路・風道のこと。
たくはいぼっくす
分譲マンションに採用される設備の一つ。「宅配ロッカー」ともいう。宅配業者が宅配便を届けにきた際、届け先の居住者が留守だった場合に、マンションに設置してある宅配ボックスに荷物を入れ、施錠する。代わりに出てきた保管を示すレシートを受け取り、受領印の代わりに持ち帰る。留守宅には、宅配ボックスに荷物を預けたことを知らせる紙やロッカーの鍵などを入れておき、取り出してもらう仕組み。
だすとしゅーと
マンション等の各階にある捨て口からゴミを捨て、最下階や地下にある集積所にゴミを集める縦穴状の設備のこと。
たたき
玄関から土足で入ってこられる土間の部分。もともとは、花崗岩等が風化してできた土に石灰や水を混ぜて練った「叩き土」で作った。
たたみ
わらを糸で刺し固めた床に、陰干ししたいぐさで編んだ畳表を付けて、家の床に敷く建材のこと。畳表は裏返して2回使うことができる。地域によって畳の大きさは異なる。マンションや団地の畳のサイズは、物件によって異なることも少なくない。主な畳の大きさは下の表のとおり。
たてうりじゅうたく
>>>売建住宅
不動産会社が住宅を建て、土地とセットで販売するもの。契約してから建てる注文住宅のように、建築工法や間取り、設備や仕様を選べないが、工事の初期段階であれば、ある程度の変更ができる場合もある。>>>売建住宅
たてうりじゅうたくこうにゅうゆうし
>>>住宅金融公庫
>>>住宅金融公庫
たてぐ
扉やふすま、障子、窓など建築物の開口部に取り付ける設備の総称。
たてものめんせき
>>>内法、 壁心
建物の延べ床面積のこと。2階建ての場合は、1階の床面積と2階の床面積の合計。バルコニーの面積は含まない。マンションの場合、建築基準法上では壁心計算、登記法上では内法計算で建物面積を算定する。>>>内法、 壁心
だぶるしんく
キッチンに大小2つのシンクがあること。大きなシンクの方で食器や鍋類を洗い、小さなシンクの方で野菜の下ごしらえをしたり、洗った野菜や食器の水を切ったり、というように使い分ける。
だぶるほうる
洗面ボウルが2つ並んでいるもの。洗面室の使用が集中する朝には2人が同時に使えて便利。
ためます
屋外にある排水管が合流したり屈曲する場所などに、適当な間隔ごとに設けた桝のこと。水に混入した土砂や固形物をここでため、後で掃除をしやすくする。
だんおちこんろ
シンクや調理台から10〜15p低くしたコンロのこと。中華鍋や深い鍋で調理する時に、コンロが低い分、ちょうど使いやすい高さになる。
だんかいきんり
住宅金融公庫融資で、借入金の利率が当初10年間と11年目以降の2段階に設定されていること。'97年度から11年目以降の金利の下限が設けられ、4.0%となった。また、'98年秋より、年金住宅融資にも一部段階金利制が導入された。
たんきぷらいむれーと
金融機関の短期貸し出しの標準金利のこと。「短プラ」と略称される。従来は公定歩合に連動していたが、金融の自由化に伴い、現在では市場金利に弾力的に連動させる新短期プライムレートが導入されている。
だんたいしんようせいめいほけん
住宅ローンを借り入れる人が加入する生命保険のこと。「団信保険」の略称で呼ばれる。万一、借り入れた本人が死亡あるいは高度障害になった場合、生命保険会社から支払われる保険金をローンの残債返済に充てる。公庫融資の場合、加入の義務はないが、融資利用者のほとんどが団信保険に加入し、保険料を毎年支払う。民間融資の場合は、団信保険への加入が貸し付けの条件となっている。ただし、金利に団信保険の保険料が含まれているため、改めて保険料を払わなくていい。
だんねつざい
グラスウールやロックウールなど、室内の保温や遮熱のために壁の中に入れる下地材のこと。室内の気密性が高まることから省エネになり、結露防止の効果もある。
たんぽ
債務者がローン等の返済が不可能になった場合に備え、債権者があらかじめ弁済確保のために債務者に提供させる手段。債務者以外の者に支払いを保証させる保証人のような「人的担保」と、抵当権や質権のような特定財産について他の債権者に優先して弁済を受ける「物的担保」に分けられる。
たんぽまっしょうろーん
>>>買い換えローン2
>>>買い換えローン2
ちいきちく
>>>用途地域、 高度地区、 高度利用地区、 特定街区、 風致地区
都市計画区域内で、住居、商業、工業、その他の建築物の用途、密度などを適正に配分したり、法律または条例で必要な土地利用の制限を定める地域・地区・街区のこと。具体的には「用途地域」「特別用途地区」「高度地区」「高度利用地区」「特定街区」「防火地域」「準防火地域」「美観地区」「風致地区」などがある。>>>用途地域、 高度地区、 高度利用地区、 特定街区、 風致地区
ちえきけん
他人の土地を自分の土地の一定の都合や利益のために支配する物権のこと。具体的には、水を引いたり、通行したり、眺望や日照の確保のために家を建てさせなかったりするのは地役権の一つ。
ちかしつ
建築基準法では、天井までの高さの3分の1以上が平均地盤面より下にある部屋のこと。地上階の延べ床面積の半分までの地下室なら、その面積は容積率算出の延べ床面積に算入されない。地下室は、趣味を楽しむ部屋や収納スペースにしたり、年間を通じて温度差が小さいことを利用して、食品や酒類の貯蔵庫として使える。
ちくけいかく
各地区にふさわしい良好な環境の市街地を作るため、整備・開発・保全など土地利用をコントロールする制度。この区域内で建築物を建築したり、土地の区画の形質を変える時には、市町村長への届け出が必要。
ちじょうけん
>>>借地権
借地権の一つで、他人の所有する土地を使用する権利のこと。地主との契約で設定され、登記や譲渡、転貸することができる。>>>借地権
ちむにー
煙突のこと。暖炉のための煙突ではなく、洋風住宅の外観のアクセントとするため、形だけのチムニーを取り付けることがある。
ちもく
土地の現況と利用状況による区分のこと。田、畑、宅地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、墓地、境内地、運河用地、水道用地、用悪水路、ため池、堤、井溝、保安林、公衆用道路、公園、雑種地の21種類に区分されている。登記簿上の地目と、実際の土地の利用状況が必ずしも一致しているとは限らない。
ちゅうかい
>>>取引態様
不動産の取引で、売主と買主の間に立って両者の契約を成立させること。「媒介」ともいう。>>>取引態様
ちゅうかんきん
土地や建物の売買契約を結び、手付金を支払った後、最終決済までの間に支払う金銭のこと。
ちゅうかんきんり
>>>基準金利、 大型金利
住宅金融公庫融資に適用される金利のうちで、基準金利と大型金利の中間の金利のこと。主に中古住宅を購入する際に、この金利が適用になる。>>>基準金利、 大型金利
ちゅうこじゅうたくこうにゅうゆうし
>>>住宅金融公庫
>>>住宅金融公庫
ちゅうこじゅうたくぶっけんがいようしょ
建築後の年数が経った中古住宅について、公庫の定める基準に適合し、融資対象となるか、登録建築士事務所が調査し、その結果が記されたもの。中古住宅は、建築後に増築などの手が加えられていることも多いため、公庫の中古住宅購入融資を申し込む際には、この中古住宅物件概要書を金融機関に提出しなくてはならない。
ちゅうりんじょう
自転車を保管する場所のこと。マンションの場合、全戸数分の収容力がないと不法駐輪が多くなる。機械式駐輪設備を設置して、1住戸に2台分を確保しているマンションも多い。
ちょうきしゅうぜんけいかく
>>>修繕積立金
10年後、20年後を見据えて、マンションを定期的に修繕する計画のこと。住宅の寿命を延ばし、快適に暮らすためには、築10年前後、築20年前後をめどに外壁を塗り替えるなど、大規模な修繕が必要となる。公庫付きマンションでは、20年以上の長期修繕計画の作成や、一定額以上の修繕積立金の徴収が条件となっている。>>>修繕積立金
ちょうきぷらいむれーと
貸出期間1年以上で、設備資金や長期運転資金など、長期資金の貸し出しに適用される最優遇金利のこと。「長プラ」と略称される。優良企業に適用される金利。
ちんしゃくけん
賃貸借契約に基づく賃借人の権利のこと。賃借権は、賃貸人の承諾がないと譲渡したり転貸できない。
つーうぇい
>>>家事動線
両面通行の、2方向通行のという意味。例えば「ツーウェイキッチン」という場合、キッチンへの出入口が2カ所あり、リビング・ダイニングへだけでなく、洗面室へも出入りできるようになっている。炊事をしながら洗濯できるなど家事動線が短くて効率的。>>>家事動線
つーばいふぉーこうほう
北米で生まれた建築工法で、「枠組壁工法」ともいう。躯体を構成する時に、厚さ2インチ×幅4インチの断面の部材を多く使うことから、ツーバイフォー工法と呼ばれる。軸組工法が躯体を柱や梁で支えるのに対して、ツーバイフォー工法は床や壁、天井といった「面」で躯体を支えるのが特徴。柱のない広い空間が確保でき、耐久性、耐震性に優れ、断熱性も高い。施工が簡単で、工期も比較的短い。
つきいた
木材を薄くそいだ板のこと。主に良質な木材を原材料とし、内装用に合板などに接着して使われる。
つくばい
和風の庭に置かれる石の手水鉢のこと。
つくばほうしき
いわば定期借地権とコーポラティブ方式を組み合わせた住まいの作り方のこと。初めて事業化されたのが茨城県つくば市だったので、この名で呼ばれる。まず、地主から「建物譲渡特約付き借地権」で土地を借り、スケルトン部分は、100年ほどもつような耐久性の高いマンションを建築し、当初30年は地代を払う。インフィルは入居者の希望どおりに仕上げられる。31年目以降は、地主が建物譲渡特約を実行することで借地権が消滅し、地主が建物を買い取る。入居者は、買い取ってもらった費用を得てマンションを退去してもいいし、通常よりかなり安い家賃で住み続けることもできる。61年目以降は、一般の賃貸住宅と同じ家賃水準になる。通常の定期借地権付き住宅だと、原則50年の契約期間が過ぎれば建物を壊し、更地にして地主に返す。建物を使い捨てることになり、契約終了間際になると建物の修繕意欲が弱まってスラム化する心配もある。また、賃貸住宅に住み替えると、高い家賃を払わなくてはならない。その点、つくば方式は、建物を使い捨てることなく、家賃を払い続ける限り住宅に住み続けられ、しかも31年目から60年目の間は住居費を抑えることができる。建物自体の住宅性能が高く、間取りを自由にできるメリットも大きい。>>>コーポラティブハウス、 スケルトン方式、 定期借地権付き住宅
つけばしら
構造上は必要ではないが、デザイン上の観点から取り付けた柱のこと。石造りやレンガ造りの壁面に付けられた柱や、ツーバイフォー住宅の和室に設けられた柱も付け柱。
つなぎゆうし
住宅の購入において、決済から、実際に住宅ローンの資金を受け取るまでの短期間だけ借り入れる融資のこと。つなぎ融資が必要になる理由は、ローンを組む時には住宅の登記をしていないと抵当権を設定できないのに、実際に住宅の登記ができるのは、受け取った融資で残金決済をして物件の引き渡しを受けた後になるため。このような資金確保のタイミングのずれを解消し、売買をスムーズに行うための融資がつなぎ融資。残金を決済する前に入居させてもらう「先行入居」や、所有権の移転・抵当権の設定・ローンの実行を同時にしてしまう「同時決済」を行うなら、つなぎ融資を利用せずにすむ。
つぼたんか
1坪あたりの物件価格のこと。
マンションの住棟の端にある住戸のこと。側面にあるため、2面あるいは3面に窓やバルコニーがとれ、採光、通風に優れている。
つみたてくん
>>>住宅宅地債券
>>>住宅宅地債券
てあらいかうんたー
トイレ内の壁面などに設置した手を洗うための設備。便器のタンクに付いた手洗い器のように体の向きを変えることがなく、便器を濡らす心配もない。収納スペースが付いていると、紙類や掃除道具などを収納できて便利。
でぃーけー
>>>LDK
ダイニングとキッチンのこと。>>>LDK
ていきしゃくちけんつきじゅうたく
定期借地権は、平成4年8月1日から施行された新借地借家法に盛り込まれた新しい土地の権利関係で、契約期間や用途、契約内容によって「一般定期借地権」「建物譲渡特約付き借地権」「事業用定期借地権」がある。マイホームの分譲で主に利用されるのが一般定期借地権付きの住宅。土地を地主から50年以上の契約で借り、そこに建物を建てる。契約時に保証金または権利金を払い、契約期間中は地代を払う。契約期間が終われば、建物を取り壊し、更地にして地主に返す仕組み。土地を所有する場合と比較すると、住宅取得費用がかなり抑えられ、同じ規模で比べると一戸建ては半額程度、マンションなら7割程度で取得できる。借地権には「地上権」と「賃借権」がある。>>>地上権、 賃借権
ていきょうこうえん
大規模なマンションで、居住者だけでなく周辺住民にも開放され、自由に使える公園のこと。マンションの敷地の一部のように見えるが、所有権は市町村に移してあり、管理も任せる。マンションの敷地とはフェンスなどで区切られていることが多い。
ていけいろーん
不動産会社が金融機関とあらかじめ提携していて、不動産会社が販売する不動産の購入者に融資する資金のこと。すでに物件の審査が終了しているので、購入者の資格に問題がなければ比較的スムーズに借り入れできる。物件にもよるが、物件価格の90〜100%まで借り入れられることもある。
ていしじょうけんつきたくち
売買契約の際に「契約後3カ月以内に住宅の建築の請負契約を締結すること」を条件として、土地の売買契約を結ぶことで、「建築条件付き宅地」ともいう。建築請負契約が成立しないと売買契約は白紙に戻り、それまでに支払った代金は返却される。この建築請負契約での請負人は、「土地の売主」か「売主の100%出資の子会社」か「販売代理」の三者に限られる。購入者が勝手に建築業者を見つけてきて、その業者に頼むことはできない。
でぃすぼーざー
調理時に出る生ゴミを機械で粉砕し、排水とともに下水道へ流し込んで捨てる装置のこと。キッチンのシンク下に取り付ける。ただし、下水処理の負荷が大きくなったり、下水道設備の不完全な建物や地域では詰まる原因になったりするので、設置を禁止している自治体も少なくない。
ていとうけん
債務不履行の場合、貸金についてほかの債務者に優先して弁済を受けられる権利のこと。例を挙げると、金融機関が住宅ローンを貸す際に不動産を担保にしておき、お金を借りた人が返せなくなった場合に、担保にとった土地や建物を強制的に競売して、他の債権者よりも優先的に、競売代金から借金を弁済してもらう。
てす
Thin and Economical Systemの略で、ガス温水冷暖房システムのこと。バルコニーなどに大型ガスボイラーを設置し、水回りへの給湯と各居室への冷暖房機に温水を送って、暖房や除湿をする。
てつけ
売買契約を交わす時に、当事者の一方から相手方に渡す金銭を「手付」という。不動産会社が受け取る手付は、「解約手付」の性格を持つ。つまり、手付を渡した方が契約を解除する時には、手付を放棄し、相手方が解除する時には倍額を返す。売買契約時に買主が300万円の手付を払った後で解約する時は、買主に300万円は戻ってこない。逆に、売主が契約を解除する時は、600万円を買主に払うことになる。不動産会社が売主の場合は、手付金の額は売買代金の20%以内と定められている。
てつけきんとうのほぜんそち
買主が手付金等を売主に払った後で、売主の倒産などで物件の引き渡しができなくなった場合に、支払った手付金等を返還してもらえる措置のこと。不動産の売買契約で、代金の全部または一部として授受される金銭で、契約を交わした日から物件を引き渡してもらうまでの間に「手付金」「中間金」「内金」などの名称で支払ったものを「手付金等」と呼ぶ。不動産会社が売主となって、未完成物件を売買する場合には代金の5%または1000万円を超える手付金等、すでに完成した物件を売買する場合には代金の10%または1000万円を超える手付金等が支払われる場合に、その全額に対して保全措置を講じなければならない。具体的には、金融機関や保険会社との間で保証委託契約か保証保険契約を結んで保全措置をとる。>>>手付
でっどすぺーす
設計・プラン上、どうしてもできてしまう、利用するのが難しい空間のこと。収納スペースとなりやすい。
てなんと
本来は、土地や建物の賃借人や賃借権保有者の意味だが、主にオフィスビルやマンションが賃貸している事務所や店舗、その借主のことを指す。
でべろっぱー
都市開発や再開発、住宅地の造成・開発、建売住宅やマンション、別荘などの建設・分譲を行う開発者のこと。環境から交通、住宅まで計画的に街づくりをしたり大規模な住宅の分譲を行う企業体を指す。
でまど
>>>窓
>>>窓
てらす
>>>ウッドデッキ
ダイニングやリビングから直接出入りできるようにした、庭先に向いた広めのバルコニーのこと。部屋と庭とをつなぐ中間的スペースで、石やコンクリートブロックを敷いて庭より一段高くしている。このテラスの上に設けた木の甲板がウッドデッキ。>>>ウッドデッキ
てらすはうす
>>>タウンハウス
低層の連棟式住宅で、各住戸の敷地や庭は各住戸が単独で所有しているもの。>>>タウンハウス
てらぞー
大理石や花こう岩を粉砕した粉をセメントや樹脂と練り混ぜ、なめらかに磨いて大理石のような美しい模様に仕上げた人造石のこと。天然石に比べ安価で、耐久性があり、手入れも簡単。ただし、酸や熱には弱い。
てれこんとろーるしすてむ
HAの一つ。外出先から電話回線を利用して、空調設備や給湯、換気、照明器具や炊飯器など家電設備の操作、玄関扉の施錠確認などができるシステムのこと。
てれびきょうちょうあんてな
一本のアンテナで複数戸のテレビを受像する装置のこと。中高層集合住宅では、建物の屋上に親アンテナを立て、これが受信した電波を分配器とケーブルによって各住戸に送る。電波障害対策のため、テレビ共聴アンテナを利用する一戸建てもある。
てえびもにたーつきどあほん
インターホンにテレビカメラを取り付け、住まいの中から外の様子や訪問者の顔を見ることができる装置。
でん
巣、ほら穴を意味する英語「DEN」からきた言葉で、書斎や趣味を楽しむための部屋という意味で使われる。特に広さや形の基準はなく、隠れ家的な用途を持つ部屋。
でんえんじゅうたくゆうし
>>>住まいひろがり特別融資
>>>住まいひろがり特別融資
でんきおんすいき
電気料金が安くなる深夜電力を利用して湯を沸かし、貯湯槽に蓄えておいて炊事や洗面、入浴など給湯に利用する機器のこと。
でんきちょうりき
電気で熱くなるヒーターに、鍋底を密着させて調理する調理設備のこと。直火のガスと違って、煮こぼれによる立ち消えの心配がなく、部屋の空気を汚すこともない。超高層マンションで導入されていることが多く、200ボルトの電圧が必要。
でんじちょうりき
>>>電気調理器
磁力線を使って鍋底を発熱させる調理設備のこと。ワンルームマンションなどでよく採用され、プレート部分は熱くならない。メリットは電気調理器と同じ。>>>電気調理器
てんじょう
部屋の上部を構成する面。躯体を隠し、断熱、遮音、防塵などの役目を果たし、配管や配線を通すスペースでもある。建築基準法では、居室の天井高は2.1m以上とされているが、2.4m以上あると、部屋が広々と感じられる。天井の主な種類には船底天井竿縁天井格天井勾配天井掛込み天井などがある。
でんせんのちちゅうか
電線や電話線を地中に埋めること。電柱がなくなり、家並みがすっきりと美しく見える。コンクリートで上下水道などとの共同溝を作り、その中に電線や電話線を通して作る。
てんばん
>>>ワークトップ
>>>ワークトップ
てんぶくろ
>>>地袋
天袋には二つの意味がある。 天井面に付いた形の吊り戸棚のこと。地袋と対応する語。>>>地袋和室の押入れの上部に設置されている収納スペースのこと。
てんまど
天井や屋根に設けられた開口部で、採光のために設けられるもの。「トップライト」ともいう。壁面に設ける窓より採光量に優れ、建築基準法上の有効採光面積を算定する際には3倍の面積に換算される。部屋全体を明るくしたい時や、大きな窓がとれない、日当たりが悪いなど採光上の問題を抱えた住宅に用いられる。
どあくろーざー
開いたドアをゆっくり自動的に閉める装置のこと。「ドアチェック」ともいう。本体はドアに装着し、バネ仕掛けの腕を枠に固定してスプリングと油圧の力でゆっくりドアを閉めるため、指をはさむような事故や騒音を防ぐ。
どあちぇっく
>>>ドアクローザー
>>>ドアクローザー
とうかこうかん
土地所有者が土地を提供し、事業協力者がそこに区分所有建物を建築し、提供した土地と等価の区分所有権を交換すること。マンションを等価交換で建て替える場合で考えると、区分所有者全員がいったん土地を事業協力者に譲渡する事業協力者は、その土地にマンションを建てる区分所有者は、自分が提供した土地と等価の専有部分を取得する、という流れになる。容積率に余裕がある場合は、もとの土地所有者分以外に、一般分譲できる住戸を作って、事業協力者が販売し、その売却価格を建設費用に充てる。保留床が多ければ、もとの土地所有者が余分に費用を出さなくても新しいマンションが建てられる。
保存・設定・移転等によって取得した権利を登記した際、登記所が交付する、登記が完了したことを証明する書面のこと。「権利証」ともいう。
とうきぼ
私法上の権利関係を公示し、保護するため、一定の事項を記載した公の帳簿のこと。「不動産登記簿」を見れば、その土地や建物の所有権がどのように移り変わったか、所有者の利用を制限する抵当権や賃借権などが付いていないかなどがわかる。登記簿は、「表題部」「甲区」「乙区」の3つの欄に分かれている。「表題部」には、土地や建物の所在や種類、構造、床面積、登記の日付等、「甲区」には、所有権に関すること、「乙区」には、抵当権や賃借権、地上権など、所有権以外の権利関係が記されている。
どうじけっさい
>>>つなぎ融資
売主側の抵当権の抹消と所有権移転登記、買主側の抵当権設定登記とローン契約、資金交付を同じ日にすること。同時決済にすると「つなぎ融資」が不要になるため、諸費用が節約できる。ただし、不動産仲介会社などと事前に綿密な準備が必要。>>>つなぎ融資
とうないないせんでんわしすてむ
マンション等で、内線によって通信費用の負担なく、住棟内の住戸間の電話ができるシステムのこと。居住者間のコミュニケーションに役立つ。各住戸にファックスも設置するシステムでは、管理組合からの案内や回覧板、地域情報などが送信される。
とうや
ビルやマンションの屋上に突き出した部分のこと。エレベーターの機械室や階段室、クーリングタワー、高架水槽などになっている。
とうろくめんきょぜい
住宅を新築したり購入した時の土地や建物の登記、ローン借り入れの際の抵当権の登記にかかる国税。税額の計算方法と軽減措置を受けられる要件は次のとおり。
どうろふくいん
道路の幅のこと。建築基準法では、道路の側溝の外側を道路境界とみなして、道路幅員を測る。
とおしばしら
>>>管柱、 大黒柱
2階建て以上の木造建築物で、土台から軒まで通した1本の柱のこと。建築基準法では、すみ柱やこれに準ずる柱を通し柱にすることになっている。>>>管柱、 大黒柱
どーまー
洋風住宅の屋根に付き出している三角屋根の窓のこと。「ドーマーウインドウ」ともいう。屋根裏部屋の採光のほか、外観のアクセントとしても設けられる。
とくていがいく
>>>総合設計制度、 地域地区
地域地区の一つ。地区の環境の整備に有効な空地を確保し、良好な建築計画を誘導するために、容積率や高さの最高限度、壁面の位置の制限を定めたり、容積率の割り増しや敷地間の移転等を可能にしている。東京の新宿副都心の高層ビル群や池袋サンシャイン60などが、特定街区制度が活用された例。建築基準法における総合設計制度と類似している。>>>総合設計制度、 地域地区
とくべつかさん
>>>基本融資
住宅金融公庫を利用する際、基本融資にプラスして借りられる融資のこと。基本融資より金利は高い。融資額は、土地と建物をともに取得する場合には、融資種別にかかわらず一律。>>>基本融資
とくやくかさいほけん
公庫融資、年金融資、財形融資などを利用して住宅を購入する際に加入しなければならない火災保険のこと。保険料は、一般の火災保険に比べ、4〜5割安くなっている。銀行融資を受ける時も同様の保険加入を求められるのが一般的。なお、地震や噴火、津波などによる損害は、特約火災保険の対象ではなく、任意の特約地震保険に加入しないと補償されない。
どくりつがらきっちん
キッチンの配置方法の一つ。キッチンを、リビングやダイニングなどほかの部屋から独立させるプランで、「クローズドキッチン」とも呼ぶ。キッチン内部がリビングなどから丸見えにならないため、料理中の煙や臭い、音などが漏れにくく、来客時にも雑然としたキッチン内部を見られなくてすむ。
とざかいへき
>>>戸境壁
>>>戸境壁
としきばんせいびこうだん
旧「住宅・都市整備公団」が、平成11年10月1日に組織変更し、発足。大都市地域等における居住環境の向上・都市機能の増進を図るための市街地の改善や賃貸住宅の供給・管理等を行なっている。
としけいかく
>>>市街化区域、 市街化調整区域、 地域地区
都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための土地利用、都市施設の整備、市街地開発事業に関する計画で、都市計画法の規定によって定められたもの。都市計画には、市街化区域と市街化調整区域地域地区促進区域都市施設市街地開発事業市街地再開発事業等予定区域地区計画等の7種類がある。都市計画を定めるのは都道府県知事または市町村で、いったん都市計画が決定されると一定の建築行為などが規制される。>>>市街化区域、 市街化調整区域、 地域地区
としけいかくくいき
>>>都市計画
都市計画法に基づいて都道府県知事が定める区域で、一体の都市として総合的に整備・開発・保全する必要がある区域や、住宅都市、工業都市等として新たに開発・保全する必要がある区域のこと。>>>都市計画
としけいかくぜい
市街化区域内に不動産を持っている限り、毎年かかる地方税で、毎年1月1日現在の所有者に課せられる。
としけいかくほう
都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、国土の均衡ある発展と公共の福祉の増進に寄与することを目的に、昭和43年に制定された法律のこと。都市計画区域を定める際に、市街化区域と市街化調整区域に区分したり、用途地域や特別用途地区を指定すること都市計画の策定権限の都道府県知事や市町村への委譲と法的手続きを定めること開発許可制度によって、都道府県知事等が一定の開発行為に許可を与えること、など都市計画に関する基本的な法律である。
どだい
>>>在来工法
構造躯体の最下部に設けられる構造材のこと。木造住宅の場合、基礎の上に土台を寝かせ、アンカーボルトで固定する。柱等から伝わる荷重を支え、基礎に伝える役目を果たす。耐久性を高めるために、防腐・防蟻処理を施すことが一般的。>>>在来工法
どだいくかくせいりじぎょう
>>>換地
土地区画整理法に基づいて、都市計画区域内で、土地の区画形質の変更をしたり、道路や公園など公共施設の新設や変更を行う事業のこと。土地区画整理事業によって、換地される宅地の面積が従前の面積より減少する」という)ことによって、公共施設用地を生み出し、宅地の利用増進を図るのが目的。>>>換地
とっぷらいと
>>>天窓
>>>天窓
とどうふけんちじめんきょ
>>>建設大臣免許
宅建業で、一つの都道府県のみに事務所を設置する場合に、都道府県知事が与える免許のこと。>>>建設大臣免許
とぶくろ
雨戸を使わない時に収納するスペースのこと。
とほしょようじかんのひょうじ
不動産広告で表示する、物件から最寄り駅や周囲の生活施設、教育施設などへ歩いてかかる時間のこと。1分80mで計算し、端数は切り上げている。最寄り駅まで500mであれば、7分と表示する。ただし、途中にある坂道や歩道橋、信号や踏切での待機時間などは考慮されていないので、実際にかかる所要時間は、歩いて確かめるしかない。
どま
玄関の土足で使う範囲。地面のまま、しっくい塗り、石やタイル張り、土砂利仕上げなどさまざまな仕様になっている。
とものかい
不動産会社が運営する会員組織。会員になると、定期的に会報誌が送られたり、新しく分譲される物件の情報などを知らせてくれる。さらに、一般公開に先がけてのモデルルーム見学や優先分譲がある場合もある。入会費・会費は無料。
どらいえりあ
地下室の一方を掘り下げて作られた庭で、採光や通風、防湿をはかるためのもの。
とらっぷ
下水の悪臭やネズミ、害虫などが室内に入り込むのを防ぐため、便器や洗面ボウル、キッチンのシンク、防水パンなどの排水管の途中に設けた水がたまる部分のこと。その形によって、S型、P型、U型などがある。
とらんくるーむ
マンションの住戸の玄関脇や地下、別棟などの共用部分に設置されている収納庫のこと。利用料が必要な場合は管理組合に支払い、専用使用する。
とりひきじょうけんゆうこうきげん
価格や入居までのスケジュール、住宅ローンなど、その不動産広告で表示されている条件で取り引きできる期限のこと。有効期限前に値上げなどすることは「不当表示」とされる。
とりひきたいよう
宅建業者が宅地建物の取り引きを行う場合の立場を示したもの。主に次の3種類がある。売 主 売買契約を交わして、宅地や住宅を直接販売する。代 理 売主から代理権を得た不動産会社が売主に代わって販売する。原則として仲介手数料は不要だが、売主と代理人の契約による。媒 介 売主と買主の間に立って売買のなかだちをする。仲介手数料が必要となる。
とれりす
塀やフェンスで区切った庭先にあるスペースのこと。昼食やティータイムにも利用できる、多目的な屋外スペース。


戻る